はじめに
会社で古いパソコンから新しいパソコン(Windows10端末など)に移行する際など、データの移行だけでなくプリンターポート設定作業が必要になるケースがあるかと思います。
あとは、プリンター自体のIPアドレスが変更になったケースなどでしょうか。
そういった場合、今回の設定をしてあげないと、今まで通りにプリンターが使えなくなってしまいます。
今回はプリンタードライバーが既にWindows10端末にインストールされた状態である、という前提でご説明いたします。
今からドライバーをインストールされるという方は、そのままインストールすればプリンターは使用できますので、下記の内容は不要となります。
プリンターのポート設定(追加)
「Windowsロゴ」 > 「歯車アイコン」をクリックします。
「デバイス」アイコンをクリックします。
「プリンターとスキャナー」を選択後、設定したいプリンターアイコンの「管理」をクリックします。
今回は例として「Microsoft XPS Document Writer」を選択しています(自宅にはプリンターがありませんので。。)。
「プリンターのプロパティ」をクリックします。
「プロパティの変更」をクリックします。
もし、パスワードの入力画面が表示されましたら、ネットワーク管理者にお聞きください。アドミンの管理者パスワードが聞かれていると思いますので。
「ポート」タブを選択し「ポートの追加」をクリックします。
「Standard TCP/IP Port」を選択し、「新しいポート」をクリックします。
標準TCP IP port を選択し新しい ポートをクリック、ということですね。
「次へ」をクリックします(「標準TCP IPプリンター ポートの追加ウィザード」画面)。
プリンターに設定してあるIPアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
今回は例として「192.168.0.240」を入力します。
検索中になりますので、少し待ちます。
私の自宅にはプリンターが接続されていないので下記の画面が表示されてしまいますが、会社であれば該当IPアドレスのプリンターが見つかった旨の画面が表示されますので、そのまま進んで頂ければOKです!
デバイスの種類欄が標準になっていますが、「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
下記画面が表示されますのでチェックが入っていることを確認し、「適用」をクリックします。
「プリンター」欄に「Microsoft XPS Document Writer」が表示され、IPアドレスとプリンターが紐づけされたことが確認できました!
「OK」をクリックします。
動作確認
設定は上記手順にて完了しましたので、後は動作確認をしましょう。
なんでもいいので一度プリントアウトしてみてください。
問題なく印刷されるはずです。
後は既定のプリンターに設定するなり、事務所や会社の環境に合わせましょう!
まとめ
MicrosoftのOSサポート切れに伴う端末の入れ替え等で、プリンターの設定変更作業が発生するケースがあるかと思います。
まっさらなWindows10端末であれば単純にプリンタードライバーをインストールすれば使えるようになりますが、ドライバーは既にインストールされており、ポートの追加もしくは変更作業が必要な状況だと、少々面倒になります。
ポート追加設定はあまりする機会がないので、実際作業をしようとすると「あれ?ポートの追加設定作業ってどうやるんだっけ??」となってしまいます(私がそうでした。。)。
設定手順を失念してしまった際は、上記手順をご参考にしていただければ幸いです。
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