はじめに
韓国語で約束は「약속하다」(ヤクソクハダ)といいます。
「약속하다」は原形なので会話などで使う場合は「약속했습니까?」(ヤクソクヘッスムニカ?)や「약속했어요?」(ヤクソクヘッソヨ?)などの形で登場することがありますが、なるべく丁寧語尾「요」(ヨ)をつけてあげる方が礼儀正しくてよいかと思います。
받침(パッチム)の発音や連音化などをカタカナで表記するには少し無理がありますが、発音的にはヤクソクケッソヨ?などの方が近いかと思います。
日本語の約束とほぼ同じ発音の単語なので、覚えやすいと思います。
- 韓国 語 約束 → 약속하다(ヤクソクハダ)
基本編
基本編では現在形及び過去形の肯定文、疑問文、否定文を見ていきたいと思います。
過去形の場合は、過去を表す「었/았」(オッ/アッ)を付与してあげる必要がありますので、ご注意ください。
現在形
現在形は肯定文では動詞の語幹に「습니다/ㅂ니다」(スムニダ/ムニダ)、「어/아요」(オ/アヨ)を付けてあげます。
疑問文では「습니까?/ㅂ니까?」(スムニカ?/ムニカ?)や「~어/아요?」(~オ/アヨ?)、否定文では「~지 않습니다」(~ジ アンスムニダ)や「~지 않아요」(~ジ アナヨ)を使った表現などがあります。
それでは順にみていきます。
現在形・肯定文
動詞の語幹に「습니다/ㅂ니다」をくっつけてあげれば약속합니다となり、「어/아요」をくっつけてあげれば약속해요になります。
「어/아요」系は動詞が陽母音か陰母音かによって「아요」なのか「어요」なのか変わってきますし、「습니다/ㅂ니다」系は받침(パッチム)があれば「습니다」、なければ「ㅂ니다」と合体する形ですね。
以下、例文です。
現在形・疑問文
疑問文は動詞の語幹に「습니까?/ㅂ니까?」や「~어/아요?」をくっつけて作ります。
発音する際は疑問文なので語尾は少し上げましょう。
以下、例文です。「~することができますか?」の「~할 수 있습니까?/있어요?」を使っています。
現在形・否定文
否定文では動詞 + ~지 않습니다や「~지 않아요」をくっつけてあげます。
以下、例文です。
過去形
過去形は動詞の語幹 + 過去を表す「었/았」(オッ/アッ)を付けてあげます。
過去形・肯定文
以下、例文です。
過去形・疑問文
以下、例文です。
過去形・否定文
以下、例文です。
ちょこっと上級編
ちょこっと上級編では、次の文法を使ってみたいと思います。
【文法】~는데도 불구하고(~にもかかわらず)
「~にもかかわらず」という表現がありますが、今回はその過去バージョンである、「~했는데도 불구하고」(~ヘンヌンデドプルグハゴ)「~したにもかかわらず」を使ってみたいと思います。
韓国人との会話でこのようにサラッと言えたら、カッコイイですね。
習った文法は無理やりでも一度会話で使ってみて、韓国人に通じたら「あっ!この使い方で合ってるんだ。」と自信を持てるようになります。
また、会話で通じたという経験が記憶として残り、「この文法って、確かあのときの会話で使って通じたやつだ」と時間が経っても覚えているものです(私がそうです)。
やっぱり自分で一度会話で使ってみて、通じるか通じないかがわかるだけでも勉強になります。
通じない場合は、だいたい発音が悪いか文法が悪いかになりますね。
まとめ
「約束する」という単語は普段よく使いますが、発音自体日本語の「約束」とほぼ同じなので覚えやすいかと思います。
あとは様々な文法と組み合わせて使えるようになれば、バッチリです。
この単語であれば聞き取りも難しくないですね。
ご参考程度にして頂ければと思います。
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