ipsetコマンドが使えない(CentOS7)

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はじめに

海外から不正アクセスを繰り返してくる輩を排除するためにipsetを使おうと思ったので関連パッケージをインストールしようとすると、パッケージの依存エラーが発生。

パッケージの依存エラーって結構面倒なんですよね。

失念防止用にメモとして残します。

ipsetのバージョン確認

ipset のバージョンを確認します。

# ipset --version
ipset v7.1, protocol version: 7
ipset v7.1: Cannot open session to kernel.
#

ふむふむ、ipset v7.1 ですか。

とりあえず、今の状態を確認してみますか。

# systemctl status ipset.service
Unit ipset.service could not be found.
#

おいおい、見つけられないってマジですか。。

yum でipset-serviceをインストール

一旦、下記のようにyum で ipset-serviceをインストールしようとしましたが、違うバージョンが既に入っているのでエラーになった模様です。

# yum install ipset-service
読み込んだプラグイン:fastestmirror, langpacks
Loading mirror speeds from cached hostfile
 * epel: fedora.cs.nctu.edu.tw
 * remi: ftp.riken.jp
 * remi-safe: ftp.riken.jp
 * rpmforge: mirror.fairway.ne.jp
依存性の解決をしています
--> トランザクションの確認を実行しています。
---> パッケージ ipset-service.noarch 0:6.29-1.el7 を インストール
--> 依存性の処理をしています: ipset = 6.29-1.el7 のパッケージ: ipset-service-6.29-1.el7.noarch
--> 依存性解決を終了しました。
エラー: パッケージ: ipset-service-6.29-1.el7.noarch (base)
             要求: ipset = 6.29-1.el7
            インストール: ipset-7.1-1.el7.x86_64 (@base/7)
                ipset = 7.1-1.el7
            利用可能: ipset-6.29-1.el7.x86_64 (base)
                ipset = 6.29-1.el7
 問題を回避するために --skip-broken を用いることができます。
 これらを試行できます: rpm -Va --nofiles --nodigest
#

上記メッセージ内に出てきているパッケージ類を一旦削除したら上手くいきました。

パッケージの依存エラーに関して別ページになりますが、下記もご参考にして頂ければと思います。

purpledice.jp
yumのパッケージ依存エラーを解決(firewalld) はじめに そもそもパッケージの依存エラーが出てしまった原因は、毎日不正アクセスを繰り返してくる輩を効率よくfirewallでブロックするためにipset を利用しようとしたと...

パッケージの依存エラー系って、ほんと面倒です。。

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