はじめに
地震大国の日本に住んでいる私たちは、いつ地震に見舞われるかわかりません。
地震 など の 災害に対し、テレビなどでは「普段から地震に備えて準備しておきましょう!」と言われつつも、つい後回しにしてしまったり、一度に水や食料を大量に購入したはいいが、それで終わってしまっている方も多いかと思います。
地震の備えについては、住んでいる地域や家族構成によっても異なり、何が必要でどれだけの量が必要なのか、じっくり考える必要があります。簡易 トイレも必要になってくるでしょう。
今一度、防災意識を高め、準備できていないものは早めに準備して、地震に備えましょう。
これだけは準備しよう
忙しい日々を送っていると、なかなか地震に対する備えまで意識が及ばないかもしれません。
ですが、地震はいつ起こるか誰にもわかりませんので、最低限これだけは置い て おきたいもの、準備しておいた方が良いものを取り上げました。
3日分の水
当たり前ですが、人間、水がないと生きていけません。
特に夏場ですと、一日に飲む水の量も普段の倍になるかもしれませんし、万が一、災害で停電になった場合は気温が高い中で、いつもより水分を摂取する回数も増えていきます。
1人あたり1日3リットルを目安に、最低3日分(できれば1週間分)を用意しましょう。
3日分の非常食
非常食を3日分備えておくことは、災害時にライフラインが復旧するまでの最低限の食料を確保するために重要です。
特に初期の混乱期には物資の供給が不安定になる可能性があるため、自宅で自給自足できる準備が必要になります。
防災グッズ
防災グッズは、災害時に必要な物資やツールを自分で確保するために重要です。
特に救助が遅れる可能性がある場合やライフラインが途絶えた状況では、これらのグッズが命を守り、生活の基本を維持する手助けとなります。
非常用持ち出し袋と食料・飲料の準備
災害時には非常用持ち出し袋を準備しておくことが必要です。
この袋には最低3日分の食料や飲料、携帯ラジオ、医薬品、懐中電灯、バッテリーなどを入れておきましょう。
ビスケットや板チョコ、乾パンなどの保存が効く食料も備えておくと安心です。
また、南海トラフ地震など大規模な災害に備えるためには、地域の避難場所を確認しておくことが重要です。
携帯電話と連絡手段
災害時には携帯電話が重要な連絡手段になりますが、通信が遮断されることも考えられます。
そのため、事前に家族や友人と連絡方法を決めておくことが大切です。
「伝言ダイヤル」やSNSを利用した連絡方法も確認しておきましょう。
また、携帯電話のバッテリー切れを防ぐために、モバイルバッテリーを常備しておくことも忘れずに。
懐中電灯と電池
停電時に必要となるため、明かりは必須です。
ラジオ
災害時の情報収集に役立つため、電池式や手動で動くもの、スマートフォンに充電できるラジオが便利です。
モバイルバッテリー
バッテリー式やソーラーチャージャーを用意しましょう。
救急セット
応急処置用の包帯や薬、消毒液などを揃えておくと安心です。
生活必需品
生活必需品は、災害時に日常生活を維持するために欠かせない物資です。
トイレットペーパー
特に水やトイレットペーパー、衛生用品などは、長期間にわたって自立するために必要不可欠であり、早めの備蓄が安全な生活を支える鍵となります。
防寒具・衣類
地震 備え:季節に合わせて、暖かい衣類や毛布を用意しましょう。
現金
ATMが使えない場合に備えて、少額紙幣や硬貨を用意しておきます。
貴重品
貴重品は、災害時に身分証明や金銭の管理に欠かせないものであり、必要な手続きを迅速に行うためにも重要です。
特に現金や身分証、保険証、通帳、印鑑などはまとめて安全な場所に保管しておくことで、緊急時の混乱を防ぐことができます。
身分証明書のコピー
運転免許証や保険証、パスポートのコピーを防水袋に入れておくと便利です。
重要書類
保険証券や契約書など、災害時に必要となる書類のコピーも準備しておくと安心です。
集合場所と避難経路
地震が発生した際、最も重要なのは事前に家族や友人と集合場所と避難経路を確認しておくことです。
自宅から避難所までの安全なルートを事前に確認し、崩れやすい建物や狭い道を避けるようにしましょう。
また、集合場所は複数設定しておくと、状況に応じて柔軟に対応できます。
衛生用品
衛生用品は、災害時に清潔な状態を保つために不可欠です。
特にトイレットペーパーやウェットティッシュ、消毒液、生理用品などは感染症の予防や健康維持に役立ちます。
限られた環境でも衛生状態を保つために、十分な量を備えておくことが重要です。
マスク
マスクは、災害時において衛生を保つために重要なアイテムです。
特に避難所や集団生活の場では、感染症の拡大を防ぐために必要不可欠です。
また、ほこりや煙から身を守るためにも役立ちますので、複数のマスクを備蓄しておくことで、家族全員が安心して過ごせる環境を作ることができます。
除菌シートや消毒液
水が使えない場合に備えて、用意しておきたいところです。
除菌シートは、災害時に手や物の表面を清潔に保つために役立つアイテムです。
特に水が使えない状況では、除菌シートが代替的な衛生管理手段となります。
食事前の手拭きや、共有スペースの除菌にも使用できるため、感染症予防や快適な生活環境の維持に重要です。
消毒液は、災害時における衛生管理において非常に重要なアイテムです。
避難所や共同生活の場では、感染症の予防に欠かせないため、十分な量を備えておきたいところです。
消毒液を持ち歩くことで、手洗いが難しい状況でも清潔を保つことができます。
けがをした際に必要なのが、マキロンなどの消毒液です。
バイ菌から傷口を守るためにも大切ですね。
いざという時は、これらの準備品をリュックやキャリーバッグにまとめて、すぐに持ち出せるようにしておくと安心です。
また、家族構成やペットがいる場合には、そのニーズに応じた追加の準備も考えておくことが重要ですね。
災害発生時の行動と確認事項
災害が発生した際には、まず自身の安全を確保し、その後、周囲の状況を確認することが大切です。
特に家族の安否確認が重要で、お互いが無事かどうかを迅速に確認しましょう。
また、災害発生時には避難場所や非常用持ち出し袋の準備も重要です。
地震の揺れが収まった後、速やかに避難を開始しましょう。
あったら便利なもの
最低限の備えはできたけれども、いざという時のためにあったら便利なものを挙げてみました。
避難してから、「やっぱりあれを準備しておけばよかった」と後悔しないためにも、前もって用意しておきましょう。
寝袋
寝袋は災害時に非常に役立つアイテムの一つです。
特に避難所や車中泊など、寒さをしのぎつつ快適に休息をとるために使います。
避難所等に避難していると、想像以上にストレスがたまります。
体育館で毛布一枚で寝ることを回避するためには、良い寝袋をひとつ用意しておくことをおすすめします。
保温性
寝袋の主な役割は体温を保つことです。
冬用や3シーズン用の寝袋を準備しておくと、寒い季節にも対応できます。
コンパクトさ
持ち運びやすいように、収納時にコンパクトになるタイプを選ぶと便利です。
防水性
万が一の雨や湿気に備えて、防水性や速乾性のある寝袋が安心です。
多機能ナイフ
切断、開封、ドライバー機能などが一つにまとまっているため、様々な状況に対応できます。
カセットコンロとボンベ
ガスや電気が使えない場合、調理やお湯を沸かすために便利です。
ボンベは多めにストックしておくと安心ですね。
アルミブランケット(エマージェンシーブランケット)
軽量でコンパクトながら、保温性が高く、寒さ対策に役立ちます。
ポータブル浄水器
水が確保できない状況で、水道水や自然の水を飲み水に浄化できるので便利です。
携帯トイレ
長時間の避難や断水時に使える携帯用トイレは、衛生面でも大変助かります。
ヘッドライト
両手を使いたい場面で活躍します。
予備の電池も用意しておくと安心ですね。
防水シート
雨風から身を守るために使えたり、地面に敷いて寝床にしたりと、使い勝手が広いです。
非常用ラップ
食品の保存、傷の保護、荷物の防水など、さまざまな用途に使えるため、あると便利です。
これらのアイテムは、災害時の不便を少しでも減らすために役立つものばかりです。準備しておくと、いざというときに安心です。
避難場所の確認と準備
避難場所は自宅から近く、安全に避難できる場所を選びましょう。
自治体が指定する避難場所の他にも、家族と合流できる場所を事前に決めておくと安心です。
また、避難場所での生活を見据えて、必要な生活用品も備えておきましょう。
地震時の連絡と安否確認のポイント:被害を最小限に抑えるために
地震が発生した際、まず重要なのは「お互いの安否を確認」することです。
家族や友人と連絡がとれなくなることがありますが、冷静に対処しましょう。
電話がつながりにくい場合は、インターネットやSNSを活用して安否確認を行うことも効果的です。
また、地震で「被害を受けた」場合は、まず自身の安全を確保し、その後、周囲の状況を確認してください。
必要があれば近隣住民と協力し合い、支援を求めましょう。
災害時には、普段からの備えが役立ちます。
事前に連絡手段を確認し、家族や友人と緊急時の連絡方法について話し合っておくことが大切です。
地震の際には、冷静かつ迅速な対応でお互いの安全を守りましょう。
まとめ
地震はいつ起こるか分かりませんが、日頃からの備えが私たちの命を守る鍵となります。
最低限の非常食や水、防災グッズ、生活必需品をしっかりと準備しておくことが大切です。
また、家族との避難ルートの確認や情報収集手段の確保も忘れずに行いましょう。
準備をしておくことで、いざというときの安心感と対応力が向上します。今すぐにでも備えを始めましょう。
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